アユと高校生、鳥取県西部を流れる日野川が舞台です。
鳥取県日野町の高校生が養殖アユの生産現場を見学し、アユのブランド化の事例を学びました。

日吉津村にあるアユの育成施設を訪れたのは、日野高校の2年生5人です。
この高校では、グループに分かれて地域課題について考える探究授業を行っていて、このグループのテーマは「日野川の新たな名物」。

生徒たちはアユの採卵の作業を体験したあと、養殖アユの新ブランド「夏香鮎」の説明を受けました。
「夏香鮎」は、村や地元企業などが出資する「ひえづ村づくり公社」が新たな特産品を作ろうとこの施設で生産し、9月から販売を開始しました。

生徒:
『アユを日野町の特産品にできないか』という探求で勉強しにきました、アユが一匹一匹生き生きしていてすごいなと思いました。

日野川水系漁業共同組合・森下尊博士:
安心安全な魚を育てるのが我々の仕事です。そのあとは若い皆の柔らかい頭で、より美味しく食べてもらえるような、アユへの商品開発を期待しようかなと思います。

生徒たちは、探究の成果を11月に校内で発表することにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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