田久保眞紀 市長の学歴詐称問題に端を発し、混迷が続く静岡県伊東市。選挙権を持たない子供たちが停滞する市政を前に進めてほしいと、田久保眞紀 市長に要望書を提出しました。
いとう子どもみらい会議・宮内友暉 代表:
「初心を決して曲げることなく、一方で皆様の声にしっかりと耳を傾けながら即決即断し、行動力を発揮し、伊東のまちが真の意味で活力ある街に再生を果たす」という言葉に基づき、市民の意見を反映させる体制づくりを強く要望します
田久保市長に要望書を渡したのは、小学生から高校生までのグループ・いとう子どもみらい会議の代表を務める宮内友暉さんです。
グループでは混迷が続く伊東市政に「若者の声も反映させてほしい」と9月21日に小中学校の統廃合や公共施設の老朽化など、要望や市の未来像について話し合いました。
10月2日はこの話し合いで出た電車やバスの本数増加や市内の駅周辺に自習室の設置などを求め、田久保市長は「一緒に考える機会をつくりたい」と答えていました。
伊東市・田久保眞紀 市長:
ただやるだけではなくて(意見を)反映できるよう、やり取りする機会をつくっていきたい
提案については各担当課と検討した上で回答するということです。
宮内さんは今の伊東市の現状について若い世代から見ても「停滞している」と感じると話します。
いとう子どもみらい会議・宮内友暉 代表:
この3~4カ月に停滞していたものを前に動かすことが1つの目的なので、伊東市の失われた3カ月を少しでもいい方向に動かせたらよかった
こうした中で注目されているのが伊東市議選です。