物価高の中、男性より女性の方が消費意欲は高いとの調査結果です。
明治安田総合研究所によりますと、2024年の所得に対する消費の割合「消費性向」について単身の男女で比べたところ、男性が53%だったのに対し、女性は70.4%と大きな差がありました。
女性の消費支出割合を分野別にみると、10年前と比べ「保健医療サービス」や、「教養娯楽用品」で増加幅が大きくなっていました。
明治安田総研は「自己投資としての美容医療への支出」や「推し活関連への支出」の増加が要因と分析していて、賃上げの継続がこうした消費をさらに後押しすることになりそうだとしています。