2026年1月に合併する八十二銀行と長野銀行。新銀行のスタートに向け、準備が加速しています。

(記者リポート)
「合併まで約3か月となり、合併後を見据えてさまざまな作業が行われています」

長野市の八十二銀行本店にある電話やパソコンが並ぶ部屋。合併に向けて組織された「横断ヘルプデスク」です。

両行のさまざまな部署から集まった約100人が、準備や訓練などを重ねています。

担当者:
「さっきおっしゃっていただいた43で始まる方に入れてしまったということですね」

10月1日実施したのは、新銀行の営業開始時の大規模システムトラブルの対応訓練です。

ATMや店頭のパソコンなどが一切使えなくなった想定で、窓口での有人対応や、ヘルプデスクとの連携などを確認しました。

長野銀行 事務課・児玉佑美係長:
「万が一こうした事態が発生しても、お客さまに迷惑が掛からない方策や手順を全職員が緊張感をもって取り組めたと思っております」

10月7日からは、合併に伴う変更点や、必要な手続きなどをまとめた総合案内冊子の送付も始まります。

長野銀行の顧客には、新しい口座番号も合わせて通知されるということです。

八十二銀行 営業企画部・手塚一徳 調査役:
「順次、地区・エリアごとに郵送でお送りさせていただきます。お手元に届きましたらご確認いただきたい」

2026年1月の新銀行のスタートに向け、準備は加速しています。

長野放送
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