生活を直撃するこの値上げを街の人たちや飲食店の関係者はどう受け止めているのでしょうか。

鹿児島市の天文館で話を聞いてきました。

10月1日からも、また値上げ。

街の人に聞いてみるとー

「たくさん買って冷凍して保存しておくとか、作り置きだったり、まとめて買うと安いのでそんな感じ」
「自動販売機で飲み物とか頻繁に買っていたがこれからは買えない。200円とか聞いたので。マイボトルを持ち歩くようにしている」
「こうやって家でお茶を入れて持ち歩くようにしている。飲み物は外で買わないようにしている」

Q.特に値上げが痛い商品は?
「お酒です。お酒を飲むので値上がりしていると感じる。飲まないようにします(笑)」

年金暮らしというこちらの女性は新たに始めたことも。

「野菜はちょっと庭で作ってます。トマトはあまり買うことなかった」

一方こちらは天文館で約30年続く居酒屋です。

メニューには今回の主な値上げ商品でもある、お酒やドリンクメニューがずらりと並びます。

居酒屋ゆ2号店・山下博美店長
「普通のビールと発泡酒が同じくらいの値段になるということだった。焼酎もちょっと上がっている」

店では物価高騰に伴い、この夏、フードメニューの一部を値上げしましたが、酒類については10年ほど前に値上げして以降、価格をキープしています。

現時点で値上げは決めていませんが、今後の価格については検討中だということです。

居酒屋ゆ2号店・山下博美店長
「物価が上がってきているからしょうがないかなという状態になっている。私としては県外のお客さんが多いから安く提供していきたい」

家庭でもお店でも「安く、楽しく」が難しい状況が続いています。

街で話を聞いてみると、みなさん欲しいものを我慢するだけではなく、必要な物も一度考えて買う、と心がけている人が多かったように感じます。

工夫も必要ですが節約にも限界があり、厳しい状況は続きそうです。

鹿児島テレビ
鹿児島テレビ

鹿児島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。