大規模災害の発生に備え、愛媛県の松山市が災害用のトイレカーを初めて導入し1日に公開されました。

松山市が導入した災害用トイレカーは3台。このうち2台が個室2部屋に仕切られたタイプ、1台がおむつ交換台などを備えた多機能タイプです。

3台ともエアコンやウォシュレットが完備されているほか、車体のベースは軽トラックのため、がれきなどで道幅が狭くなった道路でも通行が可能としています。

去年の能登半島地震では断水などでトイレが使用できなくなり、避難所の衛生環境の悪化や感染症の発生も確認されていて、被災地の支援に赴いた市の職員の経験などをもとに今回、災害用トイレカーの導入を決定しました。

松山市危機管理課・高内芳子副主幹:
「災害時は松山市の避難所に派遣したりとか、市外の災害の場合は支援のために派遣して使っていただくことを想定しております」

松山市はトイレカーを防災訓練やイベントなどでも活用することで、市民の防災意識の向上に生かしたいとしています。

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テレビ愛媛
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