2024年の大雨の影響で通行止めが続いている観光道路「八幡平樹海ライン」で、復旧工事に向けた国土交通省による災害査定が9月30日から行われています。

松澤凱斗アナウンサー
「通行止めが続いている八幡平樹海ラインです。道路が大きくひび割れて陥没しています」

岩手県八幡平市と秋田県を結ぶ「八幡平樹海ライン」では、2024年6月から7月にかけて降った大雨の影響で、約30mにわたり地滑りが発生し路面が陥没していて、全面通行止めが続いています。

現場では、9月30日から復旧工事に向けて国土交通省などによる災害査定が行われています。

この現場では地滑りが断続的に確認されていることから、それを食い止めるための大規模な工事が必要となっていて、今回の査定により災害復旧事業として採択されると、費用の3分の2は国が負担することになります。

岩手土木センター 荒澤秀昭所長
「観光振興に直結する重要な道路だと認識している。災害査定が終わったら一日も早い復旧のため、県として全力で取り組みたい」

災害査定は10月1日も行われ、県では事業として採択された場合、復旧工事発注の手続きを進める方針です。

岩手めんこいテレビ
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