愛媛が全国3位の生産量を誇るクリの品評会が松山市で9月30日に開かれ、出品されや実の品質が競われました。
クリの品評会は、愛媛の農家の栽培技術の向上を目指し、JA全農えひめが毎年開いています。
今年出品されたのは6品種39点。審査員が一つ一つ手に取り、割れの有無や形を丁寧に見極めました。
青木稜悟記者:
「1番に選ばれたクリです。色合いはツヤツヤとしていて、手に持ってみると中身がずっしりと詰まったような重みを感じます」
最優秀の「農林水産大臣賞」に選ばれたのは、伊予市中山町で育てられた井川一郎さんの「銀寄」という品種のクリです。粒ぞろいのよさと、新鮮な証である光沢が高く評価されました。
愛媛県農林水産研究所果樹研究センター長・藤原文孝審査長:
「非常に良いものができております、今年。実際に食べてみて、しっかり栗ご飯含めて食べていただけたらと思います」
JAによりますと、今年のクリは収穫量が多く実りやすい表年で、出荷量は去年の約1.3倍の590トンを見込んでいます。
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