愛媛県の松山市議会が来年5月に任期満了を迎えるなか、議員定数を「43」から「41」に2議席減らす条例の改正案が、賛成多数で9月30日に可決されました。

松山市議会では最終日の30日、有志の市議たちが議員定数を「43」から「41」に2議席減らす条例の改正案を提案しました。

提案者を代表して自民党の白石勇二議員は「人口減少などを背景に、議員定数の削減が進められており、地方自治体にとって避けられない状況」と説明。この提案に対して一部の議員からは「より少数の人だけで市政が決まる」「定数削減ではなく議員報酬を減らすべき」などの反対意見も出ました。

結局、条例の改正案は賛成多数で可決。次の選挙から削減された定数が適用されます。一方、議員報酬については2000年から変わっておらず、松山市議会では現在、月額62万3000円となっています。報酬アップを求める声も上がる中、今後の議論の行方が注目されます。

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テレビ愛媛
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