今帰仁村で栽培が盛んなスイカを害虫や病気から守りブランド力を高めていくため、専門家を招いた勉強会が開かれました。

今帰仁村では、年間を通じてスイカの生産が行われていますが、近年、害虫・アザミウマ類がスイカの果肉を溶かす被害に悩まされています。

若手農家たちが参加する「今帰仁スイカサミット」の勉強会には、農学研究者の大野和朗さんが講師として招かれ、害虫の天敵となる別の虫を活用することで、農薬に頼らず害虫駆除に成功した海外の事例などを紹介しました。

全国農業改良普及支援協会 大野和朗さん:
土着天敵の働きを強化して、要するに畑の周囲、施設の周囲で天敵と害虫のバランスをしっかりつくることで、害虫が暴走しない環境をつくること

栽培技術を高めることで今帰仁スイカのブランド力、そして所得向上に繋げようと、農家たちは熱心に耳を傾けていました。

沖縄テレビ
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