日本郵便で配達員の飲酒の有無などを確認する適切な点呼がされていなかった問題を受けて、広島運輸支局は10月1日、尾道と神辺の郵便局に対し、軽自動車の使用を停止する処分を通知しました。

日本郵便は今年3月、配達員が飲酒をしているかどうかなど法律で定められた点呼を行っていなかったと発表しました。

国交省はこの問題を受けて全国の郵便局で立ち入り監査をおこない、きょう10月1日、全国111の郵便局に対し、あわせて軽自動車・188台の使用停止処分を通知しました。

広島県内では、尾道郵便局と神辺郵便局が対象で、尾道郵便局は東京の深川郵便局と並んで全国で最も多い7台の停止処分の通知を受けました。

停止処分は今月8日からで、県内の郵便局では最大25日間となります。

日本郵便中国支社によりますと、処分期間中は他社への委託や近隣の郵便局からの応援などで対応するということです。

テレビ新広島
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