2025年の夏、岩手県内で熱中症の疑いで病院に運ばれた人は991人と2024年の同じ時期の1.3倍に増えました。
このうち高齢者は665人で、全体の7割近くを占めています。

総務省消防庁のまとめによりますと、5月から9月21日までに、県内で熱中症の疑いで病院に運ばれた人は991人でした。

2024年の同じ時期と比べると241人多く、過去10年で2番目に多くなっています。

このうち2人が死亡していて、23人が長期の入院が必要な「重症」、306人が中等症だったということです。

年齢別では65歳以上の高齢者が665人と最も多く、全体の7割近くを占めています。

また、発生場所は自宅などの「住居」が530人と全体の半数以上に上りました。(道路が109人)

2025年、県内では34の観測地点中、盛岡市や北上市など14地点で観測史上最も高い気温を記録しています。

(岩手めんこいテレビ)

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