大分と愛媛の両知事による会談が30日大分県大分市で開かれ、佐藤知事肝いりの豊予海峡ルートの構想についても意見が交わされました。

大分市のJX金属関崎みらい海星館を訪れたのは愛媛の中村時広知事です。

この「愛媛・大分交流会議」は両県の交流や連携の強化を目的に行われているもので、大分での開催は8年ぶりです。

両知事は、関崎みらい海星館のプラネタリウムなどを見学した後、観光振興や伊方原子力発電所の防災対策に関して意見交換しました。

愛媛県の佐田岬を望める会場では、大分と愛媛を橋や海底トンネルで結ぶ豊予海峡ルート構想についてはともに前向きな意見が。

◆佐藤樹一郎大分県知事
「伊方の町長からも命の道をつなぎたいという話もずっといただいている」

◆中村時広愛媛県知事
「将来の成長に結びつくような、すぐにできるわけではないが、言い続けるというのは大事ではないか」

また、会議の後に開かれた会見で、佐藤知事は「豊予海峡ルート構想は日本全体の発展の基盤となる」「国家的プロジェクトとして進めてほしい」などと述べました。

テレビ大分
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