愛媛県の松山市がJR松山駅周辺にアリーナの整備を目指すなか、市が民間事業者を対象にした市場調査の結果を30日に公表しました。工夫すれば8000席以上が可能で、公設民営だけでなく民設民営の可能性もあるとしています。

松山市はJR松山駅周辺の車両基地跡に5000席以上のアリーナとサブアリーナなどの整備を目指しています。

こうしたなか、8月に全国の25の民間事業者を対象に、施設の規模や運営方法などのアイデアや意見を対話で聞き取る市場調査をしました。

調査結果は、アクセスや集客などの点で駅に隣接している立地を評価。望ましい規模は、プロバスケットボールの最上位リーグ「Bプレミア」の基準を満たす5000席以上、音楽ライブなどで使う場合は7000~8000人以上収容できる施設としています。

また「土地が狭すぎる」との声もあるなか、座席数は5000席以上を確保でき、工夫次第で8000席以上も可能という意見もあったということです。

運営面は「公設民営」だけではなく、ほかの県の先行事例も踏まえ「民説民営」の可能性もあるとする一方、事業費については建設費が高止まりし、人手の確保も難しい状況と懸念も示しています。

松山市の担当者は今後も民間の事業者と対話を重ね、今年度中に再開発のモデルプランを作成する予定です。

#愛媛県 #松山市 #JR #松山駅 #アリーナ #調査 #規模 #バスケットボール #ライブ #ステージ #座席

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。