自民党の総裁選挙は12日間の選挙期間の終盤戦に入ります。
29日に医療・介護などの現場を視察した候補者は、いずれも「処遇改善」を訴えました。
小林元経済安保相はリハビリの専門家である理学療法士の団体を訪れ、茂木前幹事長は沖縄・那覇市の自衛隊基地を視察しました。
小林鷹之元経済安保相:
(報酬の)公定価格の引き上げをしっかりと実行していく決意を新たにした。
茂木敏充前幹事長:
24時間365日の態勢で厳しい任務にあたっている(自衛)隊員の方々の処遇改善はもちろんであります。
29日に党本部での挨拶回りなどをした林官房長官も、「医療・介護・福祉人材の大幅な処遇改善」を政策集「林プラン」で掲げています。
高市前経済安保相は小児医療センターなど高度な専門医療の現場を視察し、小泉農林水産相は老人ホームを訪れました。
高市早苗前経済安保相:
医療も介護もですけれども、診療報酬や介護報酬の改定を急ぎます。
小泉進次郎農水相:
総理総裁になった暁には、補正予算の中で物価高対策をしていくので少しでも処遇改善につながる形を考えたい。
総裁選は10月4日投開票です。