会話型AI「チャットGPT」は親が子どもの利用を制限できる「ペアレンタルコントロール」を導入しました。
アメリカのオープンAIは29日、「チャットGPT」を未成年が利用する場合、親が自分のアカウントと子どものアカウントを連携させることで利用時間などを制限できる「ペアレンタルコントロール」を導入したと発表しました。
この機能では、性的な話題など不適切な会話を制限できるほか、子どもに深刻な悩みや自傷行為の危険性がある場合は保護者に通知される仕組みもあります。
「チャットGPT」をめぐっては4月、カリフォルニア州でAIに相談していた16歳の少年が自殺し、両親がオープンAIなどを訴えています。オープンAIは制限機能について、「一定の効果があるものの、意図的に回避すれば突破される可能性もある。今後も改良を重ねていく」とコメントしています。