クマの人身被害が後を絶ちません。29日午前、秋田県横手市で、猟友会に所属する70代の男性が箱わなに入っていたクマに左手を引っかかれ、けがをしました。命に別条はないということです。
29日午前6時半ごろ、横手市山内筏の山林で、猟友会に所属する76歳の男性が有害駆除のために設置した箱わなを確認しようとしたところ、箱わなの中にいた体長1メートルほどのクマに左手を引っかかれました。男性は病院に行き手当てを受けましたが、命に別条はないということです。
現場は、秋田自動車道・山内パーキングエリアから北に400メートル離れた山林で、警察は男性がクマに襲われた状況を詳しく調べています。
県内で2025年、クマに襲われた人はこれで18人目となりました。
なお秋田県は、クマによる人身被害が相次いでいることを受けて、9月30日までとしていた「ツキノワグマ出没警報」を11月30日まで延長しました。
