自民党の総裁選挙の候補者5人が高校生との討論会に出席しました。

討論会には、オンラインを含めて40人の高校生が参加し、候補者に直接質問をしました。

――社会保障改革や増税といった国民負担の増加なく本当に乗り越えられるのか。具体的にどのような形で負担を求めていくことが適切か?

小林鷹之元経済安保相:
私は、やはり世代間格差は、もう見過ごせないところに来ていると思っていて、負担能力のある高齢者の方には若者のためにもう少し負担をしてくださいと言い続けています。

茂木敏充前幹事長:
あなたたちの時代は119歳まで平均で生きると言われている。高齢の方でも負担能力のある方には払ってもらうアビリティ・トゥ・ペイ、これに変えていく必要がある。

林芳正官房長官:
きちっと数字で出して心配ないねという形を見せる。医療もDXを入れたりして外国人に入ってきてもらって医療サービスを受けてもらう、色々なことをやって節約をしていくと。

高市早苗前経済安保相:
財政運営で必要なのは支出規模そのものじゃなくて持続可能性。成長を実現してこそ合理的な財政健全化、これができる。

小泉進次郎農水相:
社会保障でどのような取り組みを具体的に進めていくのかというと、野党と合意できるものを速やかに進めて、現役世代の負担をこれ以上増やさないようにする。

このほか、中長期的なビジョンや教育政策などについて議論が交わされました。

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政治部
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