自民党総裁選に立候補している小林鷹之元経済安保相が28日、オンライン方式で党員らとのタウンミーティングを開催した。
冒頭、小林氏は、開催の理由を説明し、今回の総裁選での地方遊説が東京・名古屋・大阪の3カ所であることから、「地方の党員に直接、訴える機会というものがないということで、お詫びの気持ちも込めて設定した」と述べた。
その後、党員らからの質問に答える形で、社会保障・農業政策・地方活性化策・エネルギー政策・国会議員の定年制度など、多岐にわたる分野について自身の考えを語った。
また、「小林氏の英語を少しでも聞かせてほしい」との要望に対し、アメリカ・トランプ大統領のスローガンになぞらえて「I'll make Japan great again(日本を再び偉大な国にする)」などと応じてみせる一幕もあった。
小林氏は、後半戦となる総裁選に向け「5人の候補者で正々堂々と議論をして、自民党がこういう社会を目指すのだということを、少しでも国民に理解してもらいたい。総裁選が終わったら『ワン自民』ということで、結束して日本の未来を切り開くため頑張っていきたい」と述べ、約1時間のタウンミーティングを締めた。