9月のラストサンデーとなった28日は、西から天気が下り坂です。
そうした中でも、各地でお祭りや旬の味など秋を感じるイベントが開かれました。
最高気温28.8度だった東京・池袋に響く威勢のいい掛け声。
秋の風物詩・御嶽神社の例大祭が行われ、池袋の駅前などを10基のみこしが練り歩きました。
担いでいるのは地元の人など約3000人です。
沿道には多くの人が集まり、「迫力があってすごいです」「めちゃくちゃかっこいい!」と、ダイナミックなみこしに見入っていました。
28日の例大祭には“子供みこし”も登場し、みんなで掛け声を上げながら祭りを楽しんでいました。
一方、北海道・標津町には行列ができていました。
秋サケを味わうイベントが開かれ、買い求める人たちが詰めかけました。
イベントの目玉は、特産の秋サケから作った「イクラ丼」。
500食が無料で振る舞われました。
参加者たちは「とってもおいしいです。来てよかった」「大好物。お値段も高くなっているので、無料でいただけてありがたい」と大満足の様子でした。
2025年は秋サケが不漁で、一時は無料提供の中止も検討されたそうですが、何とか500食分のイクラを用意することができたということです。
28日は西から天気が下り坂。
雨のエリアが広がっていますが、北日本などでは晴れて過ごしやすい1日となりました。
富山・小矢部市では秋の訪れを感じさせる「ヒガンバナ」が見頃を迎え、鮮やかな赤い花を咲かせています。
2025年は猛暑の影響で開花が遅れたといいますが、訪れた人たちは写真を撮るなどして秋の1日を楽しんでいました。
そうした中、愛媛・松山市では10月9日の「トラックの日」を前に、トラックに親しむイベントが開かれ多くの家族連れでにぎわいました。
子供たちが入ったのは冷凍トラックの中。
氷点下の世界に思わず「寒い!寒い!」と声があがっていました。
さらにはトラックと綱引きしたり、時速5kmでの衝突も体験。
衝突を体験した子供は「怖かった。びっくりした。(Q.何が一番大切?)シートベルトをちゃんとしとく」と話しました。
会場にはパトカーや白バイも展示され、子供たちは警察官になりきってハンドルを握っていました。