一関工業高等専門学校が取り組む「起業家人材育成塾」を支援しようと、岩手県内の金融機関が寄付金を贈りました。

9月26日は、東北銀行の高橋淳悦専務執行役員が一関高専を訪れ、照井教文副校長に寄付金の目録を手渡しました。

一関高専では、2018年から起業家を育成する特別講座「起業家人材育成塾」を開いていて、学生が経営やマーケティングなど起業に必要な知識を学んでいます。

東北銀行は講座のスタートから運営費用として寄付を続けているだけでなく、行員が講師を務めるなど、実務的な支援もしています。

東北銀行 高橋淳悦専務執行役員
「学生の中から起業家が出ることは、若い力をどんどん伸ばすということで、非常に有意義なことなので、支援している」

この講座はこれまでに40人が受講し、このうち3人が実際に起業して会社を設立したということです。

岩手めんこいテレビ
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