高知城歴史博物館が室戸市に出張し地元の港を築いた偉人を紹介しました。
高知城歴史博物館は地域の歴史や文化を知ってもらおうと今年2月から出張イベントをスタート。
2回目は室戸市で江戸時代の前期に活躍した土佐藩の家老、野中兼山を紹介しました。
高知城歴史博物館
横山和弘 副館長
「(野中兼山は)土佐藩の地域開発、国力増強の総合プロデューサーのような人物」
兼山は47歳の頃、36万人を動員して室戸市の津呂港を整備。
当時、全国でも珍しい「掘り込み式」を導入しました。
高知城歴史博物館
横山和弘 副館長
「工事を進めて掘って石垣を作って海と通し、掘り込み式港をつくる」
完成した港は藩主から「土佐の宝」とたたえられました。
また、甲冑を身に着けるコーナーもあり子供たちが楽しんでいました。