高校生が赤ちゃんと触れ合って出産や育児、命の大切さを学ぶという、ちょっとユニークな授業が9月26日、鳥取県智頭町の高校で行われました。
生徒:
かわいい。ユニークな授業が行われたのは、智頭町の県立智頭農林高校で、赤ちゃんと触れ合いながら命の大切さを学ぼうと、2023年からスタート。2年生35人が出席しました。
先生役は、2歳から3歳の赤ちゃんとそのお母さんの4組で、赤ちゃんお気に入りのおもちゃなどを教えてもらいながら交流しました。
最初はお母さんから離れなかった赤ちゃんも、時間がたつにつれ生徒たちと打ち解けていきました。
生徒:
「子どもが好きなので、いい経験になった。」
「子どもに恵まれた家庭を持ってみたいと思った。」
「(触れ合て)うれしかった。大変なこととか思ったし、将来にいかせたらなと。」
お母さん:
「子育てが楽しい面もあって大変な面もあって、その両面を知った上で自分の人生を考えてもらえたら」
この授業は、11月に同じ赤ちゃんともう一度あり、生徒たちはひと月たった赤ちゃんの成長を体感するということで楽しく貴重な体験になりそうです。