秋田県警察学校の卒業式が26日、秋田市で行われ、初任科短期過程を終えた新人警察官26人が、使命感を新たに第一歩を踏み出しました。

卒業の日を迎えたのは、4月に秋田県警察学校に入校し、警察官として必要な知識を学ぶために厳しい訓練を重ねた26人です。

式でははじめに、菊池茂校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。

そして、県警察本部の小林稔本部長が「警察官としての誇りと使命感を持ち続け、県民のために尽くす意識を忘れずに勤務してほしい」と激励しました。

これに対し卒業生を代表して、小野龍希巡査が「警察学校の教訓の一つである不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で、どんな困難にも立ち向かっていきます。心技体の備わった力強い警察官になることをここに誓います」と答辞を述べました。

高橋惟真巡査(※「高」は「はしご高」):
「精神的にも大変な生活だったが一生懸命頑張った。県民の皆さんや仲間から信頼されるような警察官になりたい」

吉田早織巡査:
「理想とする警察官像は、県民に寄り添って悪に怯まず立ち向かい、信頼される警察官。これから努力していきたい」

卒業生は26日から県内14の警察署にそれぞれ配属され、現場の第一線に飛び出します。

秋田テレビ
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