大阪府枚方市の田んぼで、収穫前の米「ヒノヒカリ」の稲約450kgが何者かに刈り取られ持ち去られたと所有者の男性が被害を訴えていたことについて、男性がこの土地を建設会社に貸していたことを忘れ、稲を植えていたため、建設会社側が刈り取っていたことがわかりました。

男性は被害届を取り下げる方針です。

警察によると、大阪府枚方市招提東町で今月17日、「田んぼが荒らされている」と警察に通報があり、収穫目前だった稲約450kgが田んぼから刈り取られ持ち去られていたということです。

この田んぼで育てられていたのは「ヒノヒカリ」で、所有者の男性は田んぼに今月10日から訪れておらず、17日朝に刈り取られてなくなっているのを確認して通報していて、警察が捜査していました。

しかしその後の調べで、所有者の男性が、この土地の一部を建設会社に貸し出していたものの、そのことを忘れて稲を植えていたことがわかりました。

建設会社は土地に雑草が生えていたこともあり、造園会社に依頼して刈り取っていたということです。

所有者の男性は被害届を取り下げる方針です。

関西テレビ
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