「イオンモール須坂」(長野県須坂市)で報道向けの内覧会が行われた。イオンモール松本より約3割広い“県内最大級”で、県内初出店の58店を含む約170の専門店が入る。地場産品扱うコーナーや約1100席のフードコート、子ども向け施設もあり10月3日、グランドオープンする。
松本より約3割広い“県内最大級”
長野県須坂市の上信越道須坂長野東インター近くに完成した「イオンモール須坂」。店舗面積は約6万3000平方メートルで、イオンモール松本より3割ほど広く、県内最大級。
10月3日のグランドオープンを前に9月25日、報道向けの内覧会が行われた。
1階には地場産品扱うコーナーも
まずは1階から。地元食材や加工品を扱うテナントを集めた「SUZAKA蔵」。須坂市特産の果物やみそなどさまざまな地場産品が並び、内装も地域らしさを取り入れた。

イオンモール須坂 岡本隆之さんは「須坂の蔵の趣を残した内装環境をつくったものになります」と述べた。
核店舗の「イオンスタイル」では、食品や日用品、コスメなど日常生活に欠かせない多くの商品をそろえている。

アパレル関係のテナントも多く出店。県内初出店の「フライング タイガー」は、北欧発祥の雑貨店で、ポップでユニークなデザインの小物やインテリア雑貨などがずらりと並ぶ。
2階はレストラン、ユニクロや無印良品
続いては2階。14店舗が並ぶレストランエリアや人気の総合雑貨店「無印良品」、ファストファッションの「ユニクロ」などが並ぶ。

3階にはボールプールや滑り台も
3階にあるのは、北信地域最大級のフードコート。約1100席もあり、ベビーカーのまま利用できるボックス席など子育て世代の優先エリアも整備し、ファミリー層も利用しやすい仕様になっている。
イオンモール須坂・岡本隆之さん:
「子育てされるお父さんやお母さんの負のストレスを解消していきたい」

さらに、3階には県内初出店の子ども向けアミューズメント施設も。ボールプールや滑り台などが置かれ、天気を気にせずに遊べるスポットになっている。
4階には映画館
最上階の4階には映画館がオープン。甲信地方初となる「没入型映画体験」ができるIMAXシアターも備えられている。
約170の専門店のうち県内初出店が58店舗に上る。
イオンモール須坂・岡本隆之さん:
「地域の課題解決や地域が少しでもにぎわいや活性化など、須坂市に限らず北信全体の力になる施設にしていきたい」

敷地内にはバス停も設けられ、9月26日からは長野駅や須坂駅を結ぶ路線バスの運行も始まる。
「イオンモール須坂」は10月3日にグランドオープンする。