千葉・銚子市の職員ら6人が市道舗装修繕工事などの入札情報を事前に業者に漏らし、公正な競争を妨げた疑いで書類送検されました。
銚子市都市整備課と水道局の職員4人は2023年7月から2025年1月の間、市道舗装修繕工事などの工事の入札情報を事前に地元の建設会社に漏らし、公正な入札を妨害した官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで書類送検されました。
また、銚子市に本社があるそれぞれ別の建設会社の社長と営業担当社員も入札情報を得て工事を落札し、公正な入札を妨害した疑いで書類送検されました。
捜査関係者によりますと、職員らは市道舗装修繕工事以外にも、12件の入札情報を建設会社の2人に漏らしていたということです。
調べに対し、6人は「業者と良好な関係が築けると思った」などと話し、容疑を認めているということです。