マダニが媒介する感染症「SFTS」への感染が、新たに1人報告されました。

県によりますと、今月21日までの1週間で、重症熱性血小板減少症候群SFTSへの感染が報告されたのは、西臼杵郡に住む70代の男性です。

男性は、9月中旬に発熱や倦怠感があり、高千穂保健所管内の医療機関を受診し、入院し、その後、別の医療機関に転院し検査を行ったところ「SFTS」と診断されました。

容態は安定しているということです。
男性には、農作業などの野外活動歴がありました。

県は、マダニは春から秋にかけて活動するとして、野外で活動する際には、長袖・長ズボンを着用し肌の露出を避けるほか、虫よけスプレーを使うなど、引き続き注意するよう呼びかけています。
県内でのSFTSの感染報告は、今月に入り2例目です。

テレビ宮崎
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