秋の全国交通安全運動が今月21日から始まっています。
宮崎市では、去年県内で人身事故が最も多かったワースト1位の交差点で交通安全の街頭キャンペーンが行われました。
宮崎市の江平五差路交差点です。
日本損害保険協会のまとめによりますと、江平五差路交差点では、去年県内で最も多い7件の人身事故が発生していて、追突や進路変更の際の接触が事故の要因となっています。
9月25日は、この交差点で、道路標識やガードレールの設置などを行う宮崎安全施設事業協同組合が宮崎北警察署などと一緒に交通安全を呼びかけました。
参加者は、雨の中車内からも見えるよう横断幕やのぼり旗を掲げ、歩行者や自転車に乗る人にチラシが入ったティッシュを配りました。
(宮崎安全施設事業協同組合 佐多賢造さん)
「年に一回程度しか開催していませんけども、少しでも皆さんの交通安全の意識が高まるようにしていきたいと思います」
(宮崎北警察署交通課 中村英和課長)
「道路を利用する全ての方に対して同じことを言いますけどもやはり相手の方を思いやる運転、思いやる歩行そういったところに気をつけていただきたいと思います」
警察によりますと今年は9月24日までに1677件の人身事故が起こり、25人が亡くなっています。
去年県内で人身事故が多かった交差点、ワースト5位を見てみます。
ワースト1位が江平五差路交差点。
ワースト2位が同率で宮崎市と都城市に2カ所ずつあり、宮崎市は一ツ葉稲荷神社入口交差点・矢の先交差点で、都城市は宮丸交差点・郡元交差点となっています。
秋の全国交通安全運動は今月30日までです。
日没も早くなっていますので、運転には、十分注意してください。