障がい者の福祉支援事業を手がける新潟県出雲崎町のメイプルフードが、新潟地裁長岡支部より破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。
民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、メイプルフードは創業年月は未詳であるが、個人営業として運営していたものを、2022年4月に法人改組した。障がい者福祉、障がい者支援事業において「就労支援A型事業所ソレイユ」の運営を主体に手がけていたものとみられる。
しかし、小規模経営で、限定された営業エリア、マンパワーの中、業況は伸び悩み、低調な収益状況であった。厳しい業況を余儀なくされる中、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念した。
負債は約1400万円の見込みである。