石破首相は24日、訪問先のアメリカ・ニューヨークで記者会見し、戦後80年に合わせ、閣議決定が必要な「首相談話」ではなく、メッセージの形で発信する考えを明らかにした。
石破首相は、戦後80年のメッセージの内容は「現時点で固まっていない」とした上で、「戦争の記憶を決して風化させていけないこと、二度と戦争を起こさせていけないことの観点が重要」と強調した。
さらに、戦後70年談話の際に問題提起された「なぜあの戦争を止めることができなかったか」「政治はいかなる役割を果たし、いかなる役割を果たさなかったか」という点について、「私なりの考え方を申し述べたい」と述べた。