熊本市中央区のスーパーマーケットで、万引をして逃げる際、男性店員を車のボンネットに乗せたまま走行した疑いで、無職の男が逮捕されました。
調べに対し男は「多分そうだと思う」と供述し、容疑を認めているということです。
【久保田 優果 記者リポート】
「万引をした甲斐容疑者は、車を止めようとした従業員をボンネットに乗せたまま30メートル走ったということです」
事後強盗の疑いで逮捕されたのは、熊本市北区徳王の無職、甲斐 吉秀 容疑者(61)です。
警察によりますと、甲斐容疑者は、22日午後7時半ごろ、熊本市中央区萩原町にあるスーパーマーケットで、ビールなど11点約6000円相当を万引。
呼び止めてきた男性店員をボンネットに乗せたまま車を発進させ、振り落とす暴行を加えた疑いが持たれています。
男性店員にけがはないということです。
「万引犯が逃げた」という通報を受け、警察が捜査。
防犯カメラの映像などから甲斐容疑者を特定し23日、逮捕しました。
店の従業員によりますと、甲斐容疑者は以前からこの店で、万引を繰り返していたと
いうことです。
調べに対し甲斐容疑者は、「多分そうだと思う」と供述し、容疑を認めているということです。