フランスを襲った豪雨。
少なくとも1人が死亡し、ラグビーの試合も中止になるなど深刻な影響をもたらしています。

川のようになった道路を歩く撮影者。
SNSに投稿された映像の場所は、フランス南部のトゥーロンです。

土砂降りの雨の中、冠水した道路の中央では車と救急車が立ち往生していました。

フランスを襲った豪雨。
フランスでは、西部から南部にかけて、広い地域に重大な被害が発生する恐れがあるとして警報が発令されていました。

フランス西部のブルターニュ地方では21日、激しい雨と洪水が発生。
地元メディアによると、少なくとも1人が死亡。
また、数千世帯が停電に見舞われました。

豪雨の影響はそれだけではありません。

フランスのラグビー1部リーグ・トップ14では、試合の開始直前に雷雨が発生しました。

傘をさしてスタジアムに陣取るラグビーファンと水浸しのグラウンドを歩く選手たち。
ピッチ全体が冠水し、歩くたびに水しぶきが跳ねます。

しかし、安全上の理由から試合が中止になりました。

地元メディアによると、ブルターニュ地方では今回の豪雨で、消防は約1500件の通報を受け、400回以上出動したということです。