山形市の子育て支援施設で、3回目の開催となる「赤ちゃん相撲大会」が開かれた。赤ちゃん力士の対象年齢は0歳~3歳。大勢の子どもたちが対戦相手の“横綱”に挑んだ。

この「赤ちゃん相撲大会」は、育児中の親子に気軽に参加して楽しんでもらおうと、山形市の子育て支援施設が毎年この時期に開催しているもの。

3年目の今回は、2024年の38人を上回る64人が参加した。

ルールは、施設が手作りした段ボール横綱「あーべ山」を土俵から押し出すか、「のこった、のこった」を3回言っている間、泣かずに我慢できたら勝ちとなる。

あーべ山に驚き泣いてしまう子どもがいる中、積極的に攻め倒す子どももいて、親子で相撲を楽しんだ。

子ども力士・志摩和佐くん(11カ月)
母「試合の結果は“逃げ出し”で、場外に出てしまいショックでした。また来年リベンジしたい」

お母さんが作ってくれた「まわし」をつけて初出場した生後6カ月の心春ちゃん。
両親の期待を背負い、見事「押し倒し」で初白星を挙げた。

子ども力士・武田心春ちゃん(6カ月)
父「娘の輝かしい姿を見られてうれしかった」
母「この花みたいに明るく優しい子に育ってほしいという思いを込め、まわしを作った」

赤ちゃん力士の奮闘に、会場は笑顔と歓声に包まれていた。

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。