高校無償化が予定される中、入学者を確保しようと私立がアピールです。
23日に長崎地区の私立の高校が、中学生などを対象に学校を紹介するイベントを初めて共同で開きました。
「私学フェスタ」に参加したのは長崎市と近郊にある12の学校です。
会場にはステージが設けられ、各学校が魅力をアピール。
吹奏楽部が演奏を披露したり、OB、OGが母校の歴史や魅力をおもしろおかしく伝えたりしました。
秋は中学3年生が志望校を決める時期です。
訪れた人はブースをめぐり、カリキュラムや部活動などの説明に耳を傾けていました。
時津町の中学3年生
「色んな私立の高校が集まっていると聞いて、一つのオープンスクールに行くよりも一気にいろんな話を聞いた方が比べやすいかなと思って来た」
県私立中学高等学校協会 渡川正人 校長部会長
「私学同士はライバルではあるが、力を合わせて同じ場で私学全体をアピールしようとフェスタの開催になった」
参加した学校は志望する人を増やそうと、来場者と熱心に話していました。