福島県のJR郡山駅前で10代の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故の裁判で、被害者の遺族が検察に控訴するよう申し入れを行いました。

郡山市の池田怜平被告は2025年1月、酒気帯びの状態で車を運転したうえ、約70kmの速度で交差点に進入。
大阪府から大学受験に訪れていた10代の女性をはねて死亡させるなどして、危険運転致死傷の罪で懲役12年の判決を受けました。

この判決に対し女性の遺族は、量刑を不当として福島地検郡山支部に控訴するよう、22日付で申し入れを行ったと弁護士を通じて公表しました。

遺族は「現在の交通事犯の悪質性、被害の重大性、一般社会の考え方に照らし、判決内容は軽い」としています。

福島テレビ
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