22日告示された自民党の総裁選挙には5人が立候補し、最初の演説会に臨みました。
候補者による演説会は22日午後に党本部で開かれ、5人は物価高対策など自身の政策を訴えました。
小林鷹之元経済安保相:
中間層や現役世代をしっかりと後押ししていく税制改革を行います。そして、それまでの間は上限を設けつつ、いわゆる定率減税を実施します。
茂木敏充前幹事長:
地方が地域ごとの課題ニーズに応じて自由に使える生活支援特別地方交付金、これを創設をし。
林芳正官房長官:
この国の舵取りをさせていただきたい。実質賃金を1%ずつ上昇させていく、これを定着をさせる。
高市早苗前経済安保相:
日本をいま一度洗濯します。補助金制度、一遍すっきりさせて大掃除をして、本当に役に立つものを絞り込む。
小泉進次郎農水相:
物価高対策の検討にあたっては国民の皆さんの声を丁寧に聞いてまいります。まず与野党で合意のあるガソリン暫定税率の廃止に取り組みます。
衆参両院で与党が過半数を割る中、物価高対策をはじめとする経済政策のほか、野党との連携のあり方や、政治とカネの問題を受けた党の改革なども争点となります。
新たな総裁が決まる10月4日まで候補者による論戦が行われ、祝日の23日も午前に共同記者会見、午後は討論会が予定されています。