太良町特産の「竹崎かに」などへ感謝を込めて毎年この時期に行う「蟹供養」。開催50回目を迎えたことを祝い今年は船の上から餅投げが行なわれました。
特産の「竹崎かに」など魚介類へ感謝を捧げようと太良町竹崎かに旅館組合は毎年この時期に「蟹供養」を行っています。
22日は組合員など約30人が参加し地元の竹崎観世音寺に蟹6杯が供えられました。
参加者たちは「絵馬」ならぬ「絵蟹」に願いを記したあと、船に乗って沖へと移動しカニを放流しました。
【吉冨綾花リポート】
「生きのいい新鮮な蟹、豊漁を願い、今次々に海へと放たれます!」
また、今年は「蟹供養」開催50回目の節目の年。船の上から餅が投げられ、地元の園児や住民らが手を伸ばしてつかみ取っていました。
【太良町竹崎かに旅館組合 坂口和宏さん】
「我々太良町のですね、組合員しかり漁協者の皆さんもですね、海で育ってきています。たくさん獲れるようにお祈りしてみんなで幸せになっていきたい。ぜひ雄ガニのですね、甘い身と濃厚な味噌をですね、堪能していただければなと」
今年は猛暑の影響で漁獲時期が遅れていますが今、雄ガニが旬を迎えているということです。