商店街で目撃されたのは、店頭に置いてある商品を狙った“小説泥棒”です。
「治安が良いので全然安心しておいておいたが、やっぱりショックが大きくて…」と話し、被害を訴えるのは、岐阜市に店舗を構えるカフェ。
問題の人物は9月11日、午後6時ごろに現れました。
マスクを着け、周りを気にするそぶりも見せず手を伸ばしたのは、アニメの原作小説です。
商店街が作中に登場することから、店頭に飾っていたものだといいます。
その小説を1冊、さらに1冊…と、次々と手に取っていきます。
20秒ほどの間に合わせて6冊、両手に抱えるようにして去っていきました。
被害額は約5000円だといいます。
店のオーナーは「(アニメの)ファンだったらそういうことはしないと思う。読んだら1冊ずつでも返してほしい」と話し、今後、持ち去った小説が返ってこなければ警察に被害届を提出するということです。