秋めいた週末、福島県の会津地方で最大規模の催し「会津まつり」が盛大に行われた。メインイベントには、恒例の特別ゲストも登場した。
壮大な時代絵巻 会津藩公行列
福島県会津若松市の鶴ヶ城には、歴代の会津藩主や白虎隊などに扮した約600人が集まり、まさに時代をタイムスリップしたかのよう。

9月21日までの3日間にわたって行われた「会津まつり」は、2025年で73回目を迎える会津の秋の恒例行事で、先人たちへの慰霊や鎮魂の思いも込められている。
まつりへの参加は11回目 綾瀬はるかさん
そして、毎年会津への熱い思いを寄せてくれているのが、大河ドラマ『八重の桜』で新島八重を演じた綾瀬はるかさん。「毎年呼んでくれてありがとなし。ふるさとのように福島・会津のことを感じているので。きょうも楽しく盛り上げていきましょう、よろしくお願いいたします」と会津弁であいさつ。

特別ゲストとして2025年で11回目の参加となる綾瀬さんが、まつりのメインイベント「会津藩公行列」で沿道に詰めかけた観客に笑顔で手を振ると、街なかは大きな歓声に包まれた。

初めて見に来た親子は「今年は来ようねっていって、朝から準備して一番前でみられたのでよかった」と話す。また、「綺麗なお姉ちゃんみた?」と母親が女の子に問いかけると女の子は「見た。綺麗な女の子だった」と話した。

会津で繰り広げられた壮大な歴史絵巻!訪れた人たちは、時間も時代も忘れて鮮やかな行列に見入っていた。
(福島テレビ)