自民党の総裁選に立候補する小泉農水相は21日、千葉県船橋市の漁港を視察し、漁業関係者らと車座で対話した。
前日に総裁選への出馬会見を行った小泉氏は船橋市を訪れて、漁船からの水揚げの作業などを視察した。
その後の漁業関係者らと車座対話では、漁獲量の減少や海洋環境の悪化といった水産業が直面する課題について意見を聞いた。
視察と対話を終えた小泉氏は、記者団の取材に対し、「解党的出直しは現場から始まる。一人一人の声を聞く重要性を再認識した」と述べた。
小泉氏は、自民党が野党時代に全国行脚や対話集会などを重ねた「なまごえプロジェクト」を再始動することを、総裁選の公約に掲げている。