メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースが、13年連続でプレーオフ進出を決めました。
大谷翔平選手(31)は52号ホームランを放ち、今シーズンで引退するクレイトン・カーショー投手(37)に惜別の一発です。
ドジャース一筋18年。
サイ・ヤング賞を3度獲得したカーショー選手にとって、今回のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦が本拠地でのレギュラーシーズン最後の先発。
大歓声の中、マウンドに登りましたが、先頭バッターのラモス選手にホームランを浴び、いきなり失点してしまいました。
それでも、その後は得意のカーブで三振を奪うなど、初回は最少失点で切り抜けました。
そんなカーショー選手を援護したい大谷選手は3回の第2打席。
いい当たりをみせますが、センターライナーに倒れました。
カーショー選手は毎回のようにランナーを出しながらも、粘りのピッチングを披露していきました。
そして5回、球数はすでに86球に達していましたが、マウンドに立つと先頭バッターのディバース選手からメジャー通算3045個目の三振を奪い、ここで降板。
スタンドは総立ちとなり、37歳のレジェンドへ見守った家族、そして超満員のファンから、われんばかりの歓声が降り注ぎました。
その裏、1点を追うドジャースはランナーを2人おき、大谷選手がレフトへスリーランホームランを放ち逆転に成功。
ホームラン王争いでトップのシュワーバー選手に1本差と迫る一発で、カーショー選手の負けが消え、この日の投打の主役2人がベンチでがっちりと抱擁。
その後もリードを守り切ったドジャースが6-3で、13年連続でプレーオフ進出決定。
優勝マジックを4としています。