◆ロサンゼルス・ドジャース2ー1サンフランシスコ・ジャイアンツ 18日(日本時間19日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは18日(日本時間19日)、ホームでジャイアンツと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場。第3、第4打席でともに二塁打を放った。

大谷選手は前日のフィリーズ戦に「1番DH」で先発出場し、8回に2試合連続となる51号ホームランを放ち、チームの勝利に貢献した。

ナ・リーグ西地区首位で優勝へのマジックを8としていたドジャースは、18日に先に試合を終えた2位パドレスが敗れたため、マジック7で試合を迎えた。

また、この日の試合前には長年ドジャースの屋台骨を支えてきたクレイトン・カーショー投手(37)が今季限りでの引退を表明した。

なお、ナ・リーグ本塁打王争いはフィリーズのシュワーバーが、大谷に2本差をつけてトップに立っている。

ドジャースの先発は今季11勝8敗・防御率2.66の山本由伸投手(27)。直近3試合は勝ち星こそついていないが、前回12日のジャイアンツ戦を含めいずれも7回以上投げて1失点と抜群の安定感を見せている。一方のジャイアンツは今季14勝10敗、防御率3.34のウェブ投手が先発を務めた。

1回裏の第1打席、大谷はカウント2-2で5球目の外角低めスウィーパーを見送ったが判定はストライクで三振。

3回裏1死1塁で大谷の第2打席、カウント0-1で2球目の真ん中低めチェンジアップを打たされてセカンドゴロ併殺に倒れた。

山本は自己ワーストの6四球と制球に苦しみながらも5回まで1安打無失点のピッチング。球数100球を超えて6回表にこの日7個目の三振を奪って1死となったところで、2番手ドレーヤーと交代。今季12勝目はならなかった。

6回裏1死1塁で大谷の第3打席、初球の真ん中寄りスイーパーをはじき返し、ライトフェンス直撃の二塁打でチャンスメイク。1死2、3塁となって2番ベッツのショートゴロで本塁に送球したボールを捕手が捕球ミス。3塁からロートベットが生還し、ドジャースが1点を先制した。なおも1死1、2塁で3番フリーマンがセンターへタイムリーヒットを放ち、2塁から大谷がホームインし2-0。大谷は両リーグトップ独走の今季138得点目を挙げた。

7回表1死満塁でドジャース4番手トライネンが2番ディバースに押し出しの四球を与えてジャイアンツが1点を返す。

8回裏1死走者なしで迎えた大谷の第4打席は、2番手ルケーシーとの対戦。カウント1-1で3球目の真ん中低めシンカーをとらえ、左中間を破る2打席連続の二塁打で出塁。後続が倒れ得点はならなかった。

試合は9回を6番手ベシアが3人で締めたドジャースが2-1と接戦を制し、地区優勝マジックを「6」に減らした。
大谷は4打数2安打、得点1、三振1の成績だった。

プライムオンライン編集部
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