広島県内の若者が被爆遺産を自転車で巡り、戦後復興の歩みを知るイベントが広島市で開かれました。

広島県が取り組むサイクルツーリズムの一環として初めて開かれた、20日のイベントには湯崎知事や「世界自転車デー」の創設者の他に、広島県内の高校生や大学生などが参加。「平和と団結」をテーマに広島市内にある被爆遺産を自転車で巡りました。
レストハウスを出発し平和公園や東千田公園などを回り、戦前の広島の賑わいや焼け野原からの復興について説明を受けます。
参加者は当時の広島の街並みに思いをはせながら、ガイドの話に真剣に耳を傾けていました。

【参加した学生】
「広島の街並みについて学びたいと思ったこともあるし、原爆に対する新しい価値観を得ようと思い参加した」
「原爆の恐ろしさ、本当に日常生活の中で落とされたというのがよく分かった」

広島県は今後も様々なテーマに沿って自転車で観光地を巡るツアーを計画していきたいとしています。

テレビ新広島
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