北海道北広島市で9月19日、走行中の乗用車から外れたタイヤが対向車線の車に衝突する事故があり、警察が車両の整備の徹底を呼び掛けています。

 事故があったのは、北広島市輪厚の国道36号線です。

 19日午後6時ごろ、札幌市方向に走行していた乗用車から助手席側後輪のタイヤが外れました。

 警察によりますと、タイヤは対向車線を走ってきた軽乗用車に衝突し、さらに転がり続けて現場から約30メートル先の歩道脇の草地で止まったということです。

 軽乗用車はバンパーがへこむなど被害を受けましたが運転手にけがはなく、周辺の歩行者も巻き込まれず無事でした。

 乗用車を運転していたのは20代の男性で、警察の調べに「ガタガタと音がしてスピードを徐々に落としていったら突然タイヤが外れた」などと話しています。

 警察は車体とタイヤをつなぐ「ボルト」部分に不具合が生じたのが事故の原因とみていて、ドライバーへ整備の徹底を呼び掛けています。

北海道文化放送
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