9月19日、福島県福島市で秋の全国交通安全運動の出動式が行われた。JR福島駅前で行われた出動式には、県職員や警察など約100人が参加した。福島県警察本部によると、県内の交通事故の件数は去年の同じ時期と比べて380件(今年2371件・去年同時期1991件)増えていて、事故の犠牲者も37人と同時期(去年36人)を上回っている。
また歩行者が事故に巻き込まれるケースも増えていることから、この日は歩行者に反射材の着用などを呼びかけた。福島県警察本部交通企画課の松本靖則管理官は「通過を待って、車を止めて、確認して横断する。これを実践して頂いて交通事故のない福島県を目指していきたいと思う」と話した。秋の全国交通安全運動は9月30日まで行われる。