秋の全国交通安全運動にあわせ、雲南市の中学校で交通安全教室が開かれ、プロのスタントマンが自転車の事故をリアルに再現、その危険性を伝えました。
プロのスタントマンが自転車の事故を再現。
そのリアルさに生徒たちのも驚きの表情です。
秋の全国交通安全運動にあわせて雲南市の掛合中学校で開かれた自転車の交通安全教室。
全校生徒や近くの三刀屋高校掛合分校の生徒など約140人が参加しました。
教室では、7人のスタントマンがヘルメットをかぶらない、飲酒運転、スマホなどのながら運転など自転車運転のNGを再現、実際に車にはねられるなど体を張った実演に生徒たちは時折、声を漏らしながら、事故の怖さを実感しているようでした。
生徒:
「ぶつかったりするときにめっちゃ怖くて叫んだりしてしまいました」
「登下校のときに右とか左とか気にしたことがなかったので、歩行者のことを考えながら走りたいと思いました」
雲南警察署交通課・岩田知久課長:
「実際に事故にあった衝撃の大きさに生徒たちも驚いていたので、今回のスタントは非常に有意義だった」
雲南市内では今年に入り、自転車による事故が3件発生しているということで、警察は今後もこうした教室などを通じて自転車の運転ルールやマナーの浸透を図っていきたいとしています。