岩手県奥州市では2025年に収穫された「ひとめぼれ」の初検査が行われました。
夏の高温と渇水の影響で一部の田んぼで稲が枯れる被害がありましたが、コメの品質に大きな影響はないということです。

9月19日は、コメの初検査を前に神事が行われ、JA岩手ふるさとの職員など約30人が作業の安全と豊作を祈願しました。

19日検査したのは、9月に収穫された「ひとめぼれ」約46tで、検査員がコメの色や形、水分量などを調べて等級を判断しました。

奥州市などJA岩手ふるさとの管内では7月以降の高温と渇水の影響で、一部の田んぼで稲が枯れる被害があり収穫を断念した農家もあったということです。

一方、コメの品質に大きな影響はなく、19日に検査を終えた全てのコメが最高ランクの「一等米」と評価されたということです。

JA岩手ふるさと 経営管理委員会 後藤元夫会長
「農家の技術が高くて、今年も間違いのないコメをお届けできる。一粒でも多く食べていただきたい」

JA岩手ふるさとでは2025年のコメの出荷目標を3万6000tとしていて、検査を終えたコメは10月上旬から店頭に並ぶ予定です。

岩手めんこいテレビ
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