天草市の小学生がレンコンの収穫を体験しました。子供たちは全身泥だらけになりながら大きなレンコンを探し当てていました。
【参加した児童】
「大きかったので、うれしいです」
9月5日、天草市天草町にある岩下 龍志さんのレンコン畑で収穫を体験したのは
天草小学校3年の児童10人です。
この収穫体験は社会科の授業の一環で、農業の楽しさなどを知ってもらおうと5年前から行われています。
熊本地震後、阿蘇から天草に移住したという岩下さん。家族を受け入れてくれた天草に〈恩返しがしたい〉という思いで協力しています。
子供たちは泥に足を取られ、水を張った畑を歩くのも一苦労の様子でしたが、徐々に慣れてくると全身泥だらけになりながら、泥の中に手を突っ込んで大きなレンコンを
探し当てていました。
【インタビュー】
「固いです」(Q、とった瞬間、どう思いましたか?)「デカいと思いました」
【天草小学校 有馬 恭彦校長】
「農業の工夫や努力、思いを子どもたちが体験できればと思いますし、最終的には
郷土を愛する心、地域を愛する心を育てたいと思っています」
この日、収穫したレンコンはそれぞれ自宅に持ち帰り味わったということです。