生徒に将来の進路を考えるきっかけにしてもらおうと、岩手県一関市の中学校で9月18日、カードゲームを使って様々な職業について学ぶ特別授業が行われました。

一関市の川崎中学校で行われた特別授業では、2年生19人が、総合人材サービスを展開する企業「マイナビ」が開発したカードゲームに挑戦しました。

このゲームは人口減少に悩む架空の町を舞台としていて、生徒は製造業や農業、観光業など様々な業種の人たちと関わりながら、自分なりに地域を盛り上げる方策を考えていきます。

マイナビの社員が講師を務める中、生徒はグループで話し合いながらゲームに取り組み、それぞれの仕事が持つ社会的な役割について理解を深めていました。

生徒からは「様々な職種があることを知ったので(選択の幅を)広げていけると思った」「自分がやりたい好きな職業を見つけるため、色々な職業を知っておかなければと考えが深まったので良かった」などの声が聞かれました。

生徒たちは地域の企業に出向いての体験学習にも取り組んでいて、それらの成果を来月の文化祭で発表することにしています。

岩手めんこいテレビ
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